2018-02

今年の三冊2017&読書目標2018

さあ。今年もこの時期がやって参りました。
今年一年で、カヤが読んだ本の中からベスト3を選ばせて頂きます。あくまでも今年カヤが読んだ本、でありますので、今年刊行された本というわけではありません、ご注意を。
では、前置きは早々に切り上げまして結果を掲載いたしましょう。

「今年の三冊2017」
ドストエフスキー『カラマーゾフの兄弟』
村田紗耶香『コンビニ人間』
朝井まかて『眩』

今年は以上の三冊となりました。
カラマーゾフは本当に、頑張って読みだして良かったと思います。
今年は「お恥ずかしながら読んでいませんでしたシリーズ」と銘打って、実は読んでいなかった名作を意識的に読む、ということをしており、読んだら個別に感想記事を書いてきました。ですので、ここで記事にした本に関しては「今年の三冊」から外そうと思っていたんですが、カラマーゾフは外せなかったです。ええ。
(お恥ずかしながら読んでいませんでしたシリーズについてはまた別記事にしたい所存ですが年内に間に合うのだろうか)
『コンビニ人間』も本当に良かったです。この作品に共感する人が実に多い、という事実に、もっと注目してゆきたいです。
『眩』はねーーー、正直、好き嫌い分かれるのではないかと思うのですが、絵を描くことに生涯をささげた葛飾北斎の娘・お英には、ぐっと来てしまって仕方がありませんでした。「ラ・ラ・ランド」観たときと同じような感情移入ですよね……。
今年は読書量がかなり少なかったな、という感じで(ちょっと記録を見直してみたら70冊そこそこでした。少ない)三冊を選ぶにもあまり困らなかったので、来年はもっとどっさりの中から選ぶ事態にしたいな、と思います。


さて次に。
先日12月17日に締め切らせていただいた、カヤへのオススメの本を紹介させていただきます。
オススメしてくださった皆様、ありがとうございました。
以下のようになってございます。

今村夏子『星の子』
山崎ナオコーラ『母ではなくて、親になる』
温又柔『真ん中の子どもたち』
武者小路実篤『愛と死』
山田風太郎『明治断頭台』

来年はこの五冊を読書目標とさせていただきます!
なお、今年の読書目標の六冊はすべて読み終わりました!駆け込みも何冊かあったけど!
上の、今年の三冊の中の一冊『コンビニ人間』は、このオススメ本のうちの一冊ですから、やっぱり、人にオススメしていただく機会というものは大事にしていきたいなあ、と思います。
来年も、よい読書をしてゆきたいです。

今年の「書く私」と来年の「書く私」

今年は、書きかけの原稿を抱えた状態で迎えました。締切まであまり余裕のない原稿でした。
年明けすぐ、勤務先を夜遅く出て、誰もいない路地を歩きながら私はひとりで呟いていました。
「面白いものが書きたい面白いものが書きたい面白いものが書きたい!!」
と、本当に、声に出して。そうして、その原稿をなんとか仕上げた頃に、春が訪れました。

さて。そんなふうに開けた一年も、もう残りわずか。年の瀬が押し迫ってまいりました。
本日はタイトルのとおり、今年の「書く私」と来年の「書く私」について述べてゆきたいと思います。が。
その前に。今回の記事は「創作Adventカレンダー」に参加させていただいているものでございますので、ちょっと簡単にでも、自己紹介をさせていただきます。

紺堂 カヤです。
小説(ファンタジーや青春ものが多めであるようです)を中心に、短歌、エッセイなどを書いています。
所属サークルは、創作サークル「つばめ綺譚社」。代表として、総勢7名のメンバーを取りまとめています。……取りまとめています、というと大げさですが、イベントに直参したり申し込みや会計処理をしたりお知らせブログ書いたりしてる、ということです。
また、フリーライターとしても活動しており、(株)クラウドゲートのWTRPG「ファナティックブラッド」にてマスター(シナリオライター)、情報サイト「Wakuiro」にてライターをさせていただいております。
※WTRPGとは、ノベルゲームの一種です。「すべて文章でやるTRPG」というと一番イメージしやすいかもしれません。

と、いうところで。
では、早速、まずは今年の「書く私」について。
総評から言うと「ずっと書いていました」。ざっくりではありますが、今年私が書いたものを下にまとめました。


■つばめ綺譚社刊行
『繋ぎ屋台帳2~滲んだインク~』(雑誌連作に加筆プラス書き下ろし一篇)
『200字小説集 すきまを行列がゆく』(ツイッター掲載のものに加筆プラス書き下ろし)
雑誌「つばめの巣」掲載短編『鴉と光』、読書エッセイ『文字の海を泳ぐ 第八回』

■アンソロジー参加(順不同)
アンソロジー「空」(主催:綿津見さま)
宝石アンソロジー『きらきら』(主催:黒い子さま)
手のひら小説アンソロジー『color』(主催:百画れんかんさま)
遊園地アンソロジー『One Day Passport』(主催:氷梨えりかさま、紺堂 カヤ)
テキレボアンソロジー (『手ノ鳴ルホウヘ』番外編『夏の熱源』で参加)

ネットプリント企画「短歌ハッシュ」 2月、4月、5月、7月、一周年号外、8月、10月

■ライター業で書いたもの
「Wakuiro」記事×1本

「ファナティックブラッド」シナリオ(平均8000字)×28本
※年内にもう2本ほど予定
OMCノベル(平均3000字)×6本


細々したものはまだいろいろ書いてるんだと思うんですが、大筋はこんなところかと思います。
今年の特徴としてはなんと言っても「アンソロジーにたくさん参加させていただけた」というのと「シナリオのお仕事がガツッと増えた」というところです。
シナリオのお仕事については、長く説明をしなければならない要素が多いのでひとまず置いておくこととして、アンソロジー参加について少し述べます。
文学フリマなどで、アンソロジー作品を買い、読む機会がここ二、三年で増え、「おもしろいなあ、私も参加したいなあ」と思い始めたのが去年。そして去年初めて参加させていただいたアンソロジー(お酒アンソロジーです)の執筆などがとても楽しくて、今年はもっといろいろ参加しよう!と思ったらこうなりました。
極端すぎるわ。
しかし、とてもとても楽しかったですし、勉強にもなりました。
自分のサークルで出す作品には、基本的に文字数制限がありませんから、文字数決められた文字数の中できちんとテーマに沿った、けれども「私の」物語を書くというのは「意図的につくっている」という感覚を強く味わうことが出来ました。
自分の他にも同じテーマで書いている寄稿者さま方がいる、というのもとてもとても刺激になりましたし。
去年の「お酒アンソロジー」でもそうだったのですが、宝石アンソロジー『きらきら』において、「読み合わせ感想会」というものがあり、スカイプを使用して全員が全員の作品について意見していく、という場が設けられていました。自分ではまったく気にしていなかった点に指摘が入ったり、褒めていただけたり、大変貴重で有難いことでした。
この「感想会」、とても素晴らしいと思いましたので、自らが主宰してつくった遊園地アンソロジーでもやらせていただきました。
今年、こうしてアンソロジーにたくさん参加させていただいて、アンソロジーをつくっていくノウハウのようなものも勉強させていただいたので、いつか、もっと大勢でのアンソロジー企画を立ち上げたいなあ、と思っています(遊園地アンソロジーはふたりでの合同誌だったので)。

とにかく、我ながら、書きまくった一年だったな、と思います。一般的な会社員の皆様より勤務時間は短めであるのですが、一応ほぼ週5日で働いてもおりますから、自分史上もっとも、時間を上手く使えた一年だったのかな、と。それでもまだ無駄が多いんですけどね;
常になんらかの〆切を抱えている状態で、二、三本平行して書いていることも多かったです。
私は、結末が決まってから書き出すタイプの書き手ですので、終わり方が定まらなくて筆が進まない、ということはあまりありませんが、かといって筆が早い方でもありませんから、紙の前やパソコンの前でうだうだしている時間もかなりありました。
それでもこれだけなんとか書き上げてこられたのは、何を置いても「締切は絶対に守るべきだ」という長年の信条が染みついていたからだと思います。よかった……、昔から今までの自分、本当にありがとう。
反省点、というか、もっとこうしかたったなあ、というところをあげると「すきま執筆」になってしまったなあ、というところです。
シナリオのお仕事が途切れた間にアンソロジーの原稿を進める、逆に、アンソロジーの原稿の締め切りが途切れた間にシナリオのお仕事を書く、そのまた間に自分のサークルで発表する作品を書く……、という状態で、どっしり腰を落ち着けて長いものを書く、ということができなかったのです。


と、いうことで、来年の「書く私」の話です。
今年できなかった、どっしり腰を落ち着けて長いものを書く、ということをしたいと思います。そのようにして、書きたい長いものがあるからです。
とはいえ、シナリオのお仕事のペースをあまり落としたくはないですし、来年は夏周辺から生活環境が変わる可能性があるもので、なかなか難しそうだということがすでにわかっています。
しかし、時間はつくるもの、でございますから、きちんと計画を立てて、まとまった時間を作り出したいと思います。「執筆のための旅に出てしまう」のもひとつの手かな、とちょっと考えています。温泉地に逗留して書いていた、文豪のように。
アンソロジーは、来年もいくつか参加させていただきたいと思っていますが、今年よりは数を押さえるつもりです。さすがに、やりすぎた感じがありますので……;すでに来年の寄稿が決まっているアンソロジーも何本かあるもので、これ以上増やさないようにしないと、と思っています。
「面白そう!」と思うとすぐ飛びついてしまうものですから……。
そう、予定をどんどん詰めてしまうのは私の悪い癖なんです、昔から……。
まあ、でも、どんなふうに組み立てなおしても、結局は来年も書きまくる一年にしたいなあと思います。


長々と書いてきてしまいました。
これ、よそ様が読んで面白いものになっていますかね!?役にはたたないと思うんですが、面白くもないかもしれない、申し訳ないです……。
そうそう……、冒頭で述べていた「年明けから春にかけて書いていた原稿」は、実はまだ少しの方の目にしか触れていない、刊行されていない物語です。来年の早いうちに、つばめ綺譚社よりお目見えしたいと思っています。
そして来年もまた、今年と同じように締切に余裕のない原稿を抱えながら年を越しそうです。……今年よりさらに余裕のない感じになってる気がします。
でも、書き続けるしかありません。
私は、今年も来年も、面白いものが書きたいのです。

読んでいる人、人が読んでいる本

町で本を読んでいる人に出会うと、少し嬉しくなります。
私はいつも、地下鉄の座席で本を開いているのですが、紙の本を持っているのは私ひとり、という状況は珍しくありません。
進行方向と平行に作られた地下鉄の座席は、一番長いもので一列に七名座ることができるのですが、ふと目を上げて向かいのその一列を見ると、七名の女性が全員同じ姿勢でスマホを持っていた、ということがありました。よくできた風刺映画でも見ているのかと思いました。
スマホを見ていることが悪いだなんて決して言いません。私だって電車の中で見ていること、ありますし。でも、自分以外の人が本を開いているのを見ると、無条件に嬉しくなってしまうのもまた、事実なのです。
先日、原稿を進めるために入ったコーヒーショップで、カウンターに座りました。私の両脇にはすでに先客がいて、どちらも女性でした。大学生くらいの年頃の明るい髪色の女の子と、四十歳くらいの頬がふっくらした女の人。ふたりとも、書店のブックカバーがかかった文庫本を開いていました。
(なんて素晴らしい!)
私は反射的にそう思ってしまって、コーヒーを置いて席に着いたあと、かばんの中から原稿用のノートではなく、文庫本を取り出して開きました。
カウンターに三人。横一列に、本を読む女。
もちろん、三人ともに面識はありませんし、席をたつまでただの一言もかわすことはありませんでした。でも、あの一列には確実に、何か連帯感のようなものが生まれていました。


こうして本を開いている人を見かけると、どんな本を読んでいるのか気になってしまいます。たいていは、ブックカバーがかかっていてわかりません。
不審に思われない程度にそうっと、本の中身を覗いてみることもありますが、それでもたいていは、わかりません。
何か手がかりを得て、本のタイトルがわかったりするとガッツポーズを取ってしまいたくなります。
あるとき、電車で、つり革につかまりながら読んでいた少女の持つ文庫本が遠藤周作の『沈黙』であるとわかったときの、この私の多幸感!
少女に握手を求めたいのをぐっと我慢し、私は彼女が大きな駅で乗り換えていくのを見送りました。
こんなことは、稀です。
たいていは、わからぬまま「知りたかった……」となって終わるのです。
そう。先ほど書いた、コーヒーショップでの横並び読書も、両隣で読み進められている本が何であるかはわかりませんでした。頬がふっくらした女の人、ときどきクスクス笑ったりして物凄く楽しそうに読んでおられたんだけれども、一体どんな本を読んでいたのかなあ。気になるなあ。

オススメの本の募集は、12/17までおこなっております。
よろしければ是非お願い致します。

東京文学旅

本日の更新記事は、少々長めになっております。
前半は東京滞在のときのお話。
後半はオススメ本募集のお知らせです。オススメ本のことだけ読みたい、という方は●のところまでずいっと下へどうぞ。

さて。
5日おきには更新する、という宣言を早々に大嘘に昇華してしまった紺堂カヤです。
皆様ご機嫌いかがでしょうか。
言い訳するつもりはないのですが、文学フリマ東京が終了してから少しバタバタしておりまして……。
というわけで、文学フリマ東京が終わりました。
たくさんの方に来ていただくことができ、直前に当ブログでも紹介させていただいた「遊園地アンソロジー」も手にとっていただくことができました。ありがとうございました。
報告や御礼などはいつものとおり、つばめ綺譚社ブログ「Web版つばめ報」にてさせていただいております。

ですので、こちらでは文学フリマの日程に合わせて数日間東京滞在をした際の話を少し、させていただこうと思います。
文学フリマ東京の翌日、11月24日。
この日は、ひとりで「文学館めぐり」をいたしました。
訪れたのは「世田谷文学館」と「日本近代文学館」。
「世田谷文学館」では「澁澤龍彦展 ドラコニアの地平」が開催されていました。
私は澁澤龍彦には詳しくないのですが、大学の恩師が敬愛していたこともあり、作品にはいくつか触れてきました。
展示はもう素晴らしいもので、数々の原稿、旅の軌跡などをじっくりと眺めさせていただきました。
私ですらとても面白く、興味深く、興奮してみた展示ですから、心酔するファンにとってはもっともっとたまらないものであっただろうことは想像に難くありません。
そして展示を見て「作品はいくつか読んだけれど、何か一冊通読したことはないのだよなあ」という事実を改めて受け取って、もっと読もう、という思いを抱きました。
(これに関してはまた後日、別記事を立てて述べます)
「日本近代文学館」は、ずーっと、行ってみたかったところでした。開館している日に巡りあわず、今回にまでなってしまいましたが、行けてよかったです。
東大駒澤キャンパスのすぐ隣り、静かな静かなところに、木々に埋もれるようにして建っているふるい建物。
展示室は小さくて、薄暗くて、最高でした。たくさんの原稿、写真、そして、手紙。
文学を愛する者だけの心をふるわせる、素晴らしい空間でした。
併設されているカフェでは、文学作品にちなんだメニューが食べられます。お値段は少しお高めですが、ずらりと周囲を取り囲む本棚の間でゆっくりすごすことができました。
「芥川」と名前のついたコーヒーを飲みました。うふふ。
そうしながら、置いてあった谷崎潤一郎の小説を読みかけにしてきてしまったので、また個人的に入手して続きを読もうと思います。
その後、上野の国立西洋美術館で「北斎とジャポニスム」展を見て(平日だったのにものすごい人手でした。老人の香りが漂う美術館でした)、宿へ。
宿は、池袋にある「BOOK and BED」という泊まれる本屋に取りました。本棚の内側で寝る、という本好きにはたまらない仕様で、とてもわくわくしました。
ゲストハウスに似た雰囲気があり、隣り合った人と話したり、外国の方に挨拶したりと楽しかったです。が、本を目的に行くのならば少しオシャレすぎる気がするなあ、とも思いました。もっと陰気な方が好みです。
しかし、テレビしかないホテルに一人で泊まるよりは断然、こちらの方が楽しいので、また機会があれば利用させていただこうと思います。

翌日、11月25日。
この日は、歌舞伎座で歌舞伎を観ました。11月吉例顔見世の、千秋楽。
東京で歌舞伎を観るのは初めてでした。ふるい歌舞伎座を知りませんので比べようもありませんが、新しい歌舞伎座はそれはもう綺麗で、粋で、歌舞伎独特のシステムはしっかり残しているという不思議な空間でした。
私の席は上のほうの端のほう、一番お安いところでしたけれども、とても楽しかったです。
久しぶりに拝見した中村吉右衛門さまは格好良くてあらせられました……!尾上菊五郎の直侍も素晴らしかったです。
贅沢な時間をすごし、頭がくらくらしました。
その後、お友だちが美味しい鴨料理のお店へ連れてってくれ、美味しい料理とお酒を堪能して、東京を辞して参りました。
実に実に、充実した数日間でございました。
この間にお世話になった皆様、誠にありがとうございました。


●話題は変わりまして。
毎年恒例になって参りましたが、皆様から「オススメの本」を募集させていただきます。
この「オススメ本」が、来年一年間のカヤの「読書目標」になります。
ちなみに、今年は6冊だったのですが、ちょっと余裕をぶっこきすぎまして、残り一ヶ月をきっているというのに3冊しか読めていません。
この一ヶ月で残り3冊を読みきりたいところでございます。

「オススメの本」をお寄せくださるという方は、このブログ記事にコメントをつけてくださるか、もしくはブログ左側にございます「ひとことフォーム」から著者名とタイトルをお知らせください。
おひとりさま3冊までとさせていただきます。
が、お名前は偽名でもなんでも構いませんので、カヤを冊数において苦しめたいという方は名前を変えて何度も送っていただいて結構です。……これ、毎年言っていますが今のところそのようなことをされた形跡はありません。皆さんお優しい。
本のジャンルはなんでも問題ありません。様々な種類のオススメが集まることを楽しみにしております。
なお、12/17を締め切りとさせていただきます。よろしくお願いいたします。

OneDayPassport

先日、11/23開催文学フリマ東京のお知らせをさらっといたしましたが、本日はもうちょっと、頒布作品について(書いた者としての個人的なことを)書いておこうかなあ、と思います。
今年はこの文学フリマ東京が、関東のイベント出店最初で最後です。
一年ぶりの関東ですので、11/23に合わせた新刊以外にも関東初お目見えのものがたくさんあります。
その中でも、関東へ持っていくことができて嬉しいなあ、と思っているのが、遊園地アンソロジー『OneDayPassport』です。
盟友・氷梨えりかさん(サークル:骨組段階)との合同誌です。
とても面白い試みを、気心知れた相手と、しかし容赦なく意見しあって作り上げることができたのは、とても素晴らしい体験でした。
ある遊園地の、ある秋の一日を、朝・昼・夕・夜に分け、二つずつ時間帯を担当して物語を書くというものになっており、私は昼と夜を担当いたしました。四つの作品はどれも独立しているので、ストーリーに関連性はありませんが「同じ一日の出来事」という連続性は持っています。
昼は、遊園地の売店で働く女子大生の「ちょっとした不思議体験」の物語。
夜は、メリーゴーランドの木馬と、そこへ通う女性の「交信」の物語。
どちらも長くないのですっと読めると思いますし、私の書くものの中ではかなり「万人受けする方向の作品」だと思います。……あくまで当者比ですが!
読むことの楽しさを純粋に味わっていただける「読み物」になっているのではないかな、と思います。
手に取っていただけたら嬉しいです!

東京はさ、丸ごと遊園地みたいだよね。
楽しいけど、迷子がこわい、そんなところ。
行って参ります。

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プロフィール

紺堂カヤ(華夜)

Author:紺堂カヤ(華夜)
文筆家。
日々悪戦苦闘、ただしマイペースに。
文学と声をこよなく愛する。
二つ名は「筆舌破天候ガール」
創作サークル「つばめ綺譚社」にて小説を書いています。
また、クラウドゲート㈱のWTRPG「ファナティックブラッド」にてシナリオをリリース中。

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