第一回まどろみ読書会 開催報告
ぐぐっと、寒くなってまいりました。
ようやく秋だ、と思っていたらもう秋が終わってしまうという感じで、ちょっと戸惑っております……。
さて。
昨日10月30日(日)に、名古屋コミティアへ参加して参りました!
その報告につきましてはとりあえず、つばめ綺譚社のブログ→「Web版つばめ報」に上げております。
私の個人的な所感なんかはまた後日このブログでも書かせていただくこととして、本日はコミティアの前日に開催いたしました読書会についての報告をさせていただきます。
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第一回まどろみ読書会 開催報告
先日10月29日(土)、名古屋市内の「cafe vincennes duex」において、紺堂カヤ主宰「第一回まどろみ読書会」が開催されました。
参加者は、紺堂カヤを含めて四名。皆さま、ご参加ありがとうございました!
簡単に読書会の様子をご報告いたします!
まずは簡単に「まどろみ読書会」の仕組みを再度ご説明。
「まどろみ読書会」は「課題図書なし」の読書会をコンセプトにしております。
紹介したい本、好きな本について語り合う場となれば、と思い、今回の初回開催となりました。
本の紹介をしなくとも、紹介を聞きたい、本について話したい、という方も参加大歓迎!とし、初回は私を含めた四名のうち三名が紹介本ありの参加、一名は紹介本なしの参加となりました。
紹介したい本がある方は「一~三冊程度」の本を用意していただきました。(実物をお持ちでなくても、タイトルと作者がわかればOK)
本の紹介の前に簡単な自己紹介をし、スタート!
各本の紹介者がその本の簡単な内容や、どうしておすすめしたいのかなどを語っていくのですが、プレゼンのような堅苦しさはなく、その紹介の途中にも「それこの前本屋で平積みだった!」とか「読んでみたかったんだけど~」という他の参加者からのコメントが入ったりして、とにかく「おしゃべり」という感じ。
もちろん、紹介者の話はきちんと聞くし、メモを取ったりも。
「この作家といえば」とか「同じような作品だと」なんて切り口からどんどん話題は広がって、一冊の本からかなりの盛り上がりを見せました。
(この日参加者が紹介したおすすめ本リストは下記に!)
美味しいコーヒーや紅茶、スイーツを食べながら(焼きたてアップルパイが美味しいお店でした!)
『紙の枕』とあるのは、お土産冊子です。中身は参加者のみが知ることのできる限定品。
和気あいあいと、とにかく楽しいひとときでした!
参加者は皆「カヤ以外の方とは初対面」という状況でございましたが、一瞬にしてうちとけて本の話題で盛り上がりました。その話題の詳細は、参加した方だけのもの、ということで伏せさせていただきます!
会は約二時間半でお開きとなりましたが、まだまだ話せたよね!という感じでございました。
とても有意義な会になり、大変有り難く思います。
初回が失敗に終われば、これが最初で最後かなあ、とも思っておりましたが、今回の参加者からも「是非第二回を」というお言葉をいただきましたので、第二回、第三回と続けて行けたらと思っております。
第二回は四月~五月に開催の予定です。
日にちが決定しましたら、当ブログにて告知・参加募集をいたしますので、どうぞ楽しみにお待ちくださいませ。
この開催報告を読んで「楽しそう!」と思われた方は是非、第二回へご参加くださいませ!
第一回まどろみ読書会 おすすめ本リスト(順不同)
村上春樹『職業としての小説家』
若林正恭『完全版 社会人大学人見知り学部卒業見込』
ドストエフスキー『カラマーゾフの兄弟』
辻村深月『ハケンアニメ!』
有吉佐和子『悪女について』
恩田陸『六番目の小夜子』
江國香織『がらくた』
武藤康弘:監修『はじめての土偶』
スタインベック『怒りの葡萄』
多和田葉子『Where Europe Begins』
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読書会、とても楽しかったです。本当に楽しかったです(何度も言う)
今回のおすすめ本は、一般文芸書が大半を占めるという結果になりました(異色な本もあり、これがまた盛り上がりましたが!)
特にしばりは設けていませんので、今後マンガや実用書はもちろん、文フリやコミティアでしか手に入らないような同人誌も登場したらもっと面白くなるのではないかと思っています。
今から第二回が楽しみです。何を隠そう、主催者たる私が一番楽しみにしています。
最後にもう一度。
参加者の皆様、誠にありがとうございました!
『カグの樹の脚』Web連載について
皆さまごきげんいかがでしょうか。
急に秋らしく、涼しくなって参りました。
先日まで募集しておりました「まどろみ読書会」への参加申し込み、誠にありがとうございました!開催は来週に迫って参りました。楽しいものにしたいと思っております!
さて。
本日はそれ以外に、少々お知らせがございます。
以前、つばめ綺譚社にて冊子刊行しておりました、紺堂カヤ著作『カグの樹の脚』がWeb連載を開始致しました!
こちら、完売につき頒布を終了していたのですが、読者さま方からの希望もあり、このような形で再度お目見えさせていただけることとなりました。
連載は冊子刊行しておりましたものに加筆修正(ただし、大筋の変更はありません)したものの掲載となります。この連載が終了致しましたら、シリーズの新作も連載していく予定でございますので、ぜひ楽しみにしていただけたらと思います。
詳しくは、連載を開始しております、ブログの方をご覧いただければと思います!
こちら→ カグの樹の脚
なお、こちらに関連しまして、10月30日(日)の名古屋コミティアにおきまして、『カグの樹の脚』の書き下ろし短編小説を無料配布にて刊行いたします。こちら、読みきりですので、『カグの樹の脚』本編をご存じでない方でも問題なくお楽しみいただける内容となっております。是非、スペース「F-45、46」のつばめ綺譚社にお立ち寄りいただければと思います!
当日はカヤがスペースにおりますので、よろしければ是非話しかけてやってくださいませ。
楽しんでいただけるものとなるよう、尽力して参ります!