2015-04

ちょっとだけ新作の話と、適当短歌その8

今年は寒い日が長く続くなあ、と言っていたら、じわじわと暑くなってまいりましたね。
この時期に食べるアイスが美味しいのだ、これが!
ちょっとリッチにパルムを咥えながら(笑)、5月の新刊の製本をしておりました。
はい。
出ます。
『手ノ鳴ルホウヘ~鬼サンコチラ~』が、5月4日文学フリマ(東京)で初出お目見えでございます!
今月、刊行を見送らせていただいたのですが、来月は無事にイベントへ持っていくことができそうです。またつばめ綺譚社のブログで告知を出したり、pixivにお品書きを上げるつもりでおりますので、少々お待ちいただけたらと思います。

さて。以下には、定期的にまとめさせていただいてる、適当短歌を。
1~3月にツイッターで流した分になります。基本的に流した時系列ですが、お題をいただいて詠んだものは一番下にさせていただきました。



洗剤の香りのついたこの指が紡いだ話は読まれるかしら

高速ですれちがいゆく対岸の車窓ひっしに覗きこみたる

ニセモノだなんて勝手に鑑定書つけんなうるさいあたしの恋だ

暗闇を切り裂く「7」の凶暴さ 二キロ先のコンビニの光

全日本わがまま大賞発表です「ドーナツの穴だけ食べさせてくれ」

若き日のあなたの血肉となりし歌 今聴くわたし、わたし今聴く

ぬるま湯に溶け出た悲しみ流れず 洗濯機でぐるぐる廻るの

気付かずに背中のニキビ引っ掻いた 見てくれる人がいないんだもの

メビウスの輪をいつまでも撫でている 枯れないでください恋心

雨だけど出かけてみたの春だから あなたの街は晴れてるそうで

見えている、青地に白の矢印が あたしの恋はいつだってそう

誰からも好かれるあの子が嫌いです 無記名投票勝ち目はなし

同じ月を見ているんだと知るだけで 生き延びられるような気がして

ばんばんと溜まるDMを破り捨て これが恋文じゃなくてよかった

白皙のあなたは花によく似てる 愛でられるために生まれたのね


お題:熱海
別にいい ハワイじゃなくても 別にいい 新婚なのは変わらないから

お題:大人
両肘をぎゅっと抱いて朝を待つ ひとりをのりこえ おとなになるの

お題:本
友だちは、あなただけだと思ってた頃のわたしの小さなメガネ

お題:出会い
あのひとと同じ香りとすれ違い 新たな出会い見つける決意

お題:回転寿司
赤いドレスの貴女を追って三周目 そろそろアイツが手に取るだろう

お題:カフェオレ
お砂糖は入れなくなった、カップの中に 見えた制服カフェオレ色の

お題:カレーライス
するするとじゃがいもを剥く母の眼の 涙見ぬふり 旅立ち前夜

お題:焼き菓子
ちょっとくらい焦げているのはご愛嬌 愛の熱量多めで焼いたの

お題:ゴミ袋
ライバルは白と茶色のぶち模様 黄色い袋、先に引裂け

お題:爪切り
爪切りをなくしたという君の指 がぶり噛みつき約束の味

お題:恐竜
恐竜の夢を見ていた 数億年ごしに再会、発掘場で

お題:待つ、旅立つ
待っていた 旅立てるのを 待っていた 居住地だけで決められた檻

お題:眠気
呼んでいる、深淵からの手招きだ ゆだねる恐怖、振り払えるか

名古屋コミティアありがとうございました

春の長雨、といいますけれども、ここ最近とても雨が多いですなあ。
名古屋コミティアの日も、天気予報を裏切ることなく、雨天でございました。

ということで、遅くなりましたが、名古屋コミティアの御礼などを、こちらでも少し。
サークル全体の報告はつばめ綺譚社のブログに書かせていただきましたので、カヤ個人のことに焦点を絞りますね。
このコミティアで頒布終了を宣言しておりました『カグの樹の脚』ですが、本当にたくさんの方に手に取っていただけまして、ほぼ完売と相成りました、まことにありがとうございました!!
もともと部数は少なめに作っていたのですが、それでもまあ、余るだろうな、なんて考えていたので心底びっくりしました。
復刊の予定は、いまのところ未定なのですけれども、シリーズ化していきたいなあ、とは考えている作品なので、またアナウンスできたらと思います。気長にお待ちいただければ幸いです。
なお、pixivに上げておりましたサンプルも、今は掲載を取り下げております。あしからず、ご了承願います。

作品の感想を生の声でいただけたり、ツイッター見てますとか言われたり(マジで普段ホントにたいしたこと言ってなくてごめんなさい)、感激したり驚愕したりと気持ちが忙しいコミティアとなりました、本当に楽しかったです、嬉しかったです。

自分の作品を頒布できたこと以外にも、気になっていたサークルさんの本を手に入れることができたり、いつも楽しみに呼んでいる漫画の作者さまにしっかりご挨拶ができたりと得るものの多いイベントとなりました。
これだから即売会はよい・・・。

来月は東京です。
5月4日に文学フリマ、翌日5日にコミティアです。どうぞよろしくお願いいたします。

桜の時期のコミティアのお知らせ

今年の桜は、素晴らしく綺麗でしたね。咲き始めも、散り際も。
大々的に「お花見」というやつは今年もやれませんでしたけれども、沿道や公園、立ち寄った学校などの桜を充分楽しむことができました。

さて。
直前になってしまいましたが、きたる4月5日、名古屋コミティアに「つばめ綺譚社」で出展致します。
スペースは「B-34」です!骨組段階さんとお隣です!
新刊を予定していた『手ノ鳴ルホウヘ』の最終巻でございますが、制作上の都合により、今回は刊行を見送らせていただくこととなりました。大変申し訳ございません。
刊行時期は、またつばめ綺譚社のブログの方でお知らせいたします。5月を目指しております、今度は、大丈夫なはずです!すみません!!
雑誌「つばめの巣 第六号」は予定通り刊行されますので、是非お手に取っていただけたらと思います。
紺堂カヤは「読書エッセイ」と連作短編『繋ぎ屋台帳』を寄稿しております、よろしくどうぞ。
新刊ではありませんが、名古屋で出すのは初めてとなります『カグの樹の脚』もございます。なお、この『カグの樹の脚』ですが、4月5日をもって頒布を終了とさせていただきます、ご了承くださいませ!
pixivにサンプル上げております、よろしければ こちら からどうぞ。
スペースにはカヤがひとりでいると思います、どうぞお気軽にお声かけくださいましー!

なんか、当日雨の予報らしいですね?
名古屋コミティアの雨の確率なかなかに高いな?

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プロフィール

紺堂カヤ(華夜)

Author:紺堂カヤ(華夜)
文筆家。
日々悪戦苦闘、ただしマイペースに。
文学と声をこよなく愛する。
二つ名は「筆舌破天候ガール」
創作サークル「つばめ綺譚社」にて小説を書いています。
また、クラウドゲート㈱のWTRPG「ファナティックブラッド」にてシナリオをリリース中。

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